『恥』
”恥”という言葉。
”恥ずかしい”と形容詞になると、どこか、可愛らしい印象を持つ。
これが、
”恥”という名詞だったり、
”恥じる”という動詞になった瞬間、ネガティブな印象に変わる。
日本には、”恥の文化”という言葉がある。
”武士は喰わねど高楊枝”
人の目や評価を気にして、自分の言動を決めている。
恥 = 耳 + 心
(自分や相手の)心に耳を傾けると”恥”になる。
そう考えると、”恥”は思いやりの言葉に見えてくる。
人の目や評価を気にして、ではなく、
人の気持ちに配慮して、
自分の立ち振る舞いを決めている。
自分のためではなく、相手がどう感じるかを重んじること。
恩義せがましくなく、かつ、感情という気持ちに左右されることのない、
この”思いやり”の精神こそが、
”恥”の文化であると思う。