①病態生理学(pathophysiology)
『病気でみられる機能の乱れ、すなわち構造上の欠陥と区別される機能上の変化』
②診断学・感覚学(pathognomy)
『疾病の典型的症候あるいは患者の主観的感覚を研究して診断することを表す』
③症状(symptom)
『患者が経験する、または病気が示す構造・機能、または感覚における病的兆候または正常からの逸脱』
④兆候(sign)
『症状(symptom)に対し、疾病の客観的症候をいう』
①〜④を参考に、
病態症候学
(pathognomonic symptomatology)
『疾病の典型的症候(疾病でみられる機能の乱れ)を研究する学問』
人それぞれ器官の機能は同じである。
肩を屈曲するときには、三角筋が主働作筋として働くし、骨頭は後方滑りが起こる。
病気や怪我などで、器官の一部分が一時的もしくは永続的に失われたとき
どのような動作を選択するのかがポイントとなる。
そして、その人がその動作を選択するには理由がある。
それは、今までの生活による器官の変化であり、機能の変化がベースとして存在し、
その上に、病気や怪我といった器官の一部分が一時的もしくは永続的に失われ、
この2つが合わさって人は動作を選択する。
ある病気や怪我で失われた機能では、ある一定の姿勢による動作パターンを選択する。
これこそが、病態特有の症候であり、それを追求していくことが病態症候学である。
理学療法の分野では、
『疾病(一次性)により、ある機能が低下(消失)すると、個人特有の既存機能をベースに疾病により失われた機能を代償しようと、ある一定の症候(二次性)を示す。それらにより、動作が決定される。』
理学療法を行う上では、その失われた機能を検査・測定・その他の情報により、
一次性か二次性かを推論しながら
治療の中で機能予後を決定し、
”治療”と”訓練”を使い分け、基本的動作能力の向上に努めなければいけません。
理学療法のススメでは、そのベースとなる
①障害学を学ぶことができます。
また、理学療法を行うにあたり、運動療法の基礎となる
②関節可動域について
③筋機能について 学ぶことができます。
また、病態症候学を通じて、動作パターンを見極め、その人にあった基本的動作の再獲得を目指していくために
④動作分析について、学ぶことができます。
この①〜④を”教育シリーズ”としています。
次に、
病態症候学として、各疾病に対しての講座を開講しており、
この講座を”病態症候学シリーズ”としています。
ご興味がある方は、ぜひ受講をしてください。